麺や輝 本店(めんやてる)
脱サラしてラーメン業界へ。そして、2ヶ月で正社員。 失敗から学んだこと。それは、”機嫌よく”が重要!

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麺や輝 本店の社員・アルバイト求人情報

店名
麺や輝 本店(めんやてる)
住所
大阪市東淀川区菅原4-1-32 サンハイツ大阪屋1F
席数
カウンター12席

麺や輝 本店(めんやてる)
脱サラしてラーメン業界へ。そして、2ヶ月で正社員。 失敗から学んだこと。それは、”機嫌よく”が重要!

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僕は、以前サラリーマンやったんです。家業が水道の仕事をしていて、受け継いでやってたんですよ。水道工事ですね。その頃、外食がすごく頻繁だったんです。買出しにいくついでに、輝で食べて帰るようになりましたね。昼ごはんも食べてましたね。

僕は32歳で、本店は2013年で13年目なのですが、僕が22歳ぐらいの時にOPENしました。2000年OPENでしたね。OPENしてからちょっと経った頃に麺や輝を知りました。“ちょっと変わったお店が出来たな”ってぐらいに思ってたんですよ。

僕がラーメン業界に入ったきっかけですけど、水道事業を辞めようという事になったんですよ。その時に、”次は自分の好きなことをやろう”という気持ちがあって、”やっぱりラーメンだな”って思って、輝に来ました。昔は、近所にラーメン屋さんが輝しか無くて、輝には週一ぐらいで来ていました。だから、すぐに面接を受けました。

面接に来た時は、もう人がたくさん働いていて、輝が年中無休にならざるを得ない状況でも、森社長は採用してくれました。

人が多過ぎても、人を採用して働かせるためには、店を開けるしかないから開けよう」みたいな判断が、森社長ってやっぱり凄いですね。

輝を選んだ理由としては、大将がまだこの店に居た時なんですよ。まだ店舗展開もそこまでしてなかった時なので、顔も知ってくれていたし、ラーメンは美味しかったし、来やすかったし、雰囲気も良かったし、”ここで働きたいな”って思っていました。店に電話して、「面接させて下さい」って言ったら、店に来た僕を見て大将が「ああ、お前か!」ってなって。笑

その時は29歳でしたね。当時はルールも無かったので、使い物にならなかったら、大将が「いらん」って言ったらすぐ切られる状況でした。笑 兄弟弟子に認められないと”切られちゃう!”と思っていたので必死でしたね。うちは全店舗少数精鋭で回しているので、やることもたくさんあるし頑張りましたよ。

バイトで入店してから2ヶ月で正社員になりました。僕の上に、入りたての1、2ヶ月の社員の人も居たし大変でしたけど、どうにか認めてもらえたのかな。

入店してから2ヶ月の頃にちょっとした事件があって、入りたてのバイトのクセに僕は店長と喧嘩しました。笑 それを森社長に伝えたら、「中津店へ行け」ってなって、そこからが結構大変でした。

自分はずっと本店の常連だったので、本店の皆も自分の顔を知ってて、鳴り物入りで入店した上に、僕が「本店嫌や~」って森社長に話して中津店に行ったから、中津店のスタッフから「お前何様や!」っていう洗礼を受けました。だから、心改めて頑張りました。笑

それから、中津店の井手店長が全てのいろはを教えてくれて、正に僕の師匠でしたね。仕事に関しては、めちゃくちゃきっちりしていて群を抜いていたので、今でも井手店長を尊敬しています。一挙手一投足をちゃんと見てくれて、ポイントを五感で感じ取って叱る、みたいな。笑

井手店長のお陰で、今がありますよ。

2011年3月に中津店の井手店長が辞めはったので、長堀店に中津店の店長が異動になって、僕は中津店の店長を1年程務めたという流れですね。その後、本店に居た店長が居なくなったので、森社長が声をかけてくれて、今は本店の店長をしています。

2013年で僕は、ちょうど丸3年半ですね。

輝は、ある程度店長の采配に任されているのですが、本店独自のやり方というよりは、本店が”輝の基本”であり続けなければならないと思っています。多分、本店のスープが一番マイルドですね。

例えば、天四郎は”鶏”を使ってたり、中津店は”めっちゃ濃い”とかあるんです

本店のスープは、材料を絞って火力を挙げてスープを循環させているのですが、”頭とげんこつ”の旨味を最大限に出すようにしていますね。

ドロドロで、ぎっとり長い時間炊く感じではなくて、一気に旨味エキスを出すように気をつけてやっていますね。

中津店では20時間ぐらい炊いてたと思うのですが、本店は14時間ぐらいなので6時間も違いますね。炊く時間によって、マイルドな味わいの食感にしています。ベースは本店なので、ここからそれぞれの店舗がアレンジをしているということです。

従業員に対しですが、社員に対しては思ってることをボーンと言いますよ。大学生やパートのおばちゃんも多いですけど、アルバイトやパートにはソフトタッチです。休まないように、ちゃんと来てもらえるように、リズムを崩さないように、モチベーションを上げて頑張っていますね。

まず何より、僕がニコニコして、ベースは”機嫌よく”が重要だなって思っていますね。それがまた、お客さんにも伝わりますからね

僕は昔、社員をいっぱい辞めさせてるんですよ^^; でも、毎晩社長に呼び出されて、説教喰らって。今は”やっぱ、それはあかん”って思って、怒り疲れちゃった。そうなってるのは”自分の責任や”って思うようにして、自分の考え方さえ変われば、相手も変わってくれるなって思いましたね

僕が本店に戻ってきても、アルバイトやパートの人からしたら、僕の方が最初はよそもんなんですよ。既存の人たちは、やっぱり最初は警戒しますよね。その人たちに、まずは”認めてもらえるか”、”受け入れてもらえるか”が凄く重要だなって思ってから、僕も頑張るようになっていろいろ変わってきましたね

1日の来店数は大体120~130人ぐらいで、客層としてはサラリーマンばっかりで、車で来る人が多いですよ。土日とかは、近所のファミリーです。この辺で働いている人たちプラス、老若男女ですもんね。男女比率でいうと、男性が8割ぐらいですね。女性客は少ないです。土日の客数は若干増えますね。あと本店では、コミュニケーションをとる為に、食券機ではなく敢えてレジのままですね

今後の僕の目標や目指すところとしては、田舎暮らしが野望なんですよ。生まれと育ちが大阪の街中なので、田舎に憧れてるんですよね。

農業もやりたいし、いろいろ考えていますよ。自分の店を出すのは難しいイメージがあるので、”時期としてはどうなのかな?”と思っています。だから、今はこの本店をめちゃくちゃ盛り上げたいんですよね。もし本当に独立するなら、”もっと勉強しなきゃな”という感じですね。

【原店長 談】

 

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