中華そば いぶき
王道のシンプルな中華そばで常連客の心をつかんで離さないラーメン店
店名
中華そば いぶき
住所
大阪府大阪市北区浪花町4-16
席数
9席(カウンター3席、テーブル席6席)

中華そば いぶき
王道のシンプルな中華そばで常連客の心をつかんで離さないラーメン店
店名
中華そば いぶき
住所
大阪府大阪市北区浪花町4-16
席数
9席(カウンター3席、テーブル席6席)

 昔からラーメンが大好きで、好きが高じてラーメン店を開業するに至りました。飲食店でも長年働いていましたが、やはり自分の一番好きなラーメンで勝負しようと思いました。ラーメンは全国各地を食べ歩き、東京の道頓堀のラーメン店でも修行を5年くらいしてからの開業となります。大阪でラーメン店を開業した理由は、このエリアで飲食店をしている仲間や知り合いが多くいたからです。ですから、物件選びはこの周辺ですることに決めていましたので、坪単価1万5千円程度で借りれる物件を選びました。いろいろと探して回ったというよりも、3~4件見て決めました。

 内装に関しては、シンプルな内装にしてうちのラーメン店でも主力である中華そばのシンプルなイメージに合わせたという感じです。ラーメン店を開業するにあたってやはり困難だったのが、食材探しです。なかなか仕入れ先のメーカーや業者さんとのコネクションもなかったので、知人に紹介してもらったりしました。うちは、東京のラーメン店で修行した時に出会った伊吹いりこにこだわっているのですが、それを香川まで自分の足を使って、気に入るものを探すのはとても手間と労力がかかりました。東京のラーメン店で働きながら、関西で店をオープンするために物件を探し、その足で香川まで食材のために行くのは非常に大変でした。長い時には1週間泊まりで行ったり、日帰りというとタイトなスケジュールの時もありました。

 食材探しは、ラーメン店の開業する者にとって、とても重要なことなんですがこれに手間がめちゃめちゃかかります。なので、食材メーカーさんや業者さんはもっと情報を提供してくれると助かるラーメン店は多いと思います。麺も自家製麺でオープン前の2週間はずっと試作を繰り返していましたし、スープは毎日自分が思っているものにするために、細かい微調整をするなど本当に時間をとることは難しい状況だったので、なおさらそう思います。他にも、わかめは修行していたラーメン店の時に出会った鳴門産を使っていますし、メンマや玉子の味付けに使う醤油は和歌山の醤油屋さんから仕入れており、食材にはとてもこだわっていますからね。

 立地的には商店街のアーケードの中なので、いろいろなお客さまが来てくださいます。特に常連客が多いです。それに、ファミリー層も多くきます。なので、家族でラーメンを楽しんでもらえるようにテーブル席も用意しており、アットホームな雰囲気にしています。まずは、この店をきっちり守って何度も来て頂けるお客さまを増やすことにこだわっていきたいと思います。まさに、王道の中華そばのようにラーメン店の経営もシンプルに王道にこれからもやっていきたいですね。

 

【山中店長 談】