-徐々に芽生えてきた“独立”の想い

 そうやってギンギンにスープ濃くしてるうちに、「麺や輝」中津店で3年程が過ぎて、毎日同じ仕事をするじゃないですか。急に同じ慣れにはまっちゃって刺激もなくなってきたんです。めちゃくちゃ忙しくもなってきたんですけど、それにも慣れちゃって・・・なんか急に先を考えるようになって。う~ん!って感じでしたね。

 上手く説明つかないんですけど、ルーティンに入っていったんだと思います。そして将来の事とか考えた時に、どうしよう・・・って思って、他のラーメンも勉強したい気持ちはあったんですけど、3年ぐらい店長やってめっちゃ繁盛店だったし、今からまたいちから他の店をやるっていうのも、なんかなぁ~みたいな気持ちがありましたね。それで最終的に自分で出そう、っておもいました。

-全面的に協力してくれた、森社長

 それを伝えたら、大将がすごい応援してくれたんです。大将に協力してもらって、色んな不動産屋さんを紹介してもらったりして・・・本当にありがたかったですね。

 けど、2週間か10日ぐらい前まで普通に輝で働いていたので、試作の期間もあんまりなくて、結構強行突破で「麺や拓」は完成しました。ここがまた僕の悪いとこなんですけど、まぁ、いけるやろ、って思ってました。5~6回やったらまぁいけるやろ・・・って、また変な自信がむくむく沸いてくるんですよね。笑 堀江に住みたいなぁって思って調査とかもほぼせずに、そのまま決めましたし。資金は独立するって決めてから本格的に貯めて、とはいえ、初期費用は全然まかなえなかったので、国金に借りて、やりましたね。

-大将の最後の叱責「何を勉強してきたんや!」

 実家で作っていたラーメンと一緒で、結局試作をあまりしなかったのと、オリジナリティーを追求しすぎて、僕のラーメンまたまずかった。大将がオープンする前に食べにきてくれたときに、「なにを勉強してきたんや!」とスゴイ勢いで怒られた。ほんまに心配してくれたんやと思います。

 麺や輝からの初独立だったから、多くの人が来てくれた。本当に申し訳なかったっす。1ヶ月くらいでお客さんもこなくなった。まぁ、ぼくもわかってたんですけど、味が一定に出来なかったんですよ。納得できる味にはならなかったんですよね。申し訳ないよな、って思いながら・・・・

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