-フレンチに没頭。でも、経営を知らない・・・

 そこから、どんどんフレンチに入り込んでいってフランスに実際に行ってみたり、戻ってきてもフレンチをやって結局7年くらい勉強しました。その時に、自分の中ではもうフレンチは「ある程度やり尽したなぁ~」って思い始めて将来の進む道を考え始めて。

 外食に携わる95%以上の人が「将来の夢は何?」って言うと、「小さくてもいいから自分の店を持つことです」ってどっかで聞いたことのある答えを必ず言うんだけど、例に漏れず自分もそうだったんですよ。でも、職人としての腕だけで今まで生きてきたから経営のことなんて何にもわからない状態だったし、フレンチでやるっていうことは全く考えてなかったら、経営を実践できるなら何でもよかったから。

 それでその時に、屋台村が流行ってて箱もあるから「これだ!」と思っていろいろ飛び込みであたってみたんだけど、粉モノ関係は原価も安くてたこ焼きをやろうと思ってたんで、どこの屋台村に行ってもたこ焼きは既にやってるから、おでんをやってくれって言われてもう諦めたの。 

-弁当屋さんのFCで経営を学ぶことに

 その後、たまたまガテンという求人誌を見てたら某お弁当屋さんの独立開業制度が載ってて、建物は本部のモノで中身だけ買い取りというインディペンデントシステムというのがあり、神奈川事業本部だったんだけど、月に2回勉強会があったり、バックアップシステムがしっかりしてたんで、これなら経営も勉強できると思って24歳くらいの時にそれを見てすぐに説明会に行って弁当屋を始めることにしたんだよね。

 そういうFCを経営する人って、脱サラして来る人が多いから40代とか50代だし、料理人から来る人ってあんまりいないわけですよ。だから、僕は研修もすぐに終わって研修後に店を選ぶんだけど、売上がよかった横浜西口の鶴屋町オフィス街の店を選んだの。

我武者羅・弥彦・どっかん・Miso Noodle Spot 角栄(KAKU-A)の社員・アルバイト求人情報はこちら

我武者羅・弥彦・どっかん・Miso Noodle Spot 角栄(KAKU-A)の社員・アルバイト求人情報