-正反対にWellcomeムード満ち溢れる「AFURI」

 そのあと「AFURI 恵比寿」に行ってスタッフのみんなと面談をしたんです。面談をする中で、当時店長をしていた熊沢とも初めて話をするわけなんですけど、「あれ!?聞いてる話と違うぞ」と。「全然ろくでなしなヤツじゃないじゃないか!」って思って!(笑)「なんだなんだ!?どーなってんだ!?」って思ったんですよね。

 

 その店長熊沢を筆頭に「AFURI  恵比寿店」は、ウェルカム!ウェルカム!みたいな感じだったんですよ。笑えるくらいZUND-BARのそれとは対照的でした。いや、実際は笑える余裕などありませんでしたけど。(笑)

 

 とにかく、救世主じゃないですけど、「いいことが始まりそうな気がする!」みたいな目で僕を受け入れてくれたんです。スタッフ皆すごく前向きだから、「何でこんなにいい人財がいるのに、ダメな店の雰囲気になっちゃうんだろうなぁ~」って思ったんです。だから「その要因は何なのかな」っていろいろ考えましたよね。みんな一生懸命やってるんですが、最高に上手くいかない感じ。よくある話なんでしょうけどね。

 

それでも僕が入ってから、バラバラバラバラっと人が辞めていくんですけどね・・・。

 

 でも、人財が集まらないと分母も大きくならないし、リーダー的な人財が多くならないとダメだと思って、「1年以内に1店舗作るよ!」って言ったんです。そんな僕の発言を聞いて、みんな「それって眉唾で、またコイツも言い始めたぞ!」って思っていたらしいんです。その理由は、それまでも上層部は「お店を作る作る」って言っていたけど、人が足りないとかいろいろな理由で新店舗を作れなかった経緯があったみたいなんです。

-弟よりも熊沢氏という人間をパートナーに抜擢

 僕がラーメン屋のトップとして携わるとしたら、ラーメンに対する熱い魂を持っている人間と組まないと絶対に成り立たないと思ったんですよね。

 じゃあその部分を補ってくれる人間って「弟なのかな?それが一番美しい形なのかな?」と思って熊沢に相談したんです。すると、何故か熊沢の顔が曇ったんですね。「どうしたの?」って聞いたんですが、「何でもないです。」としか言わないですよ。で、後日、熊沢に詰めて詰めて聞いてみると「シゲさん(中村栄利)が戻ってくるなら、このチームに僕は必要ないかなって思うんです」って言ったんですよね。僕は「ポジションは無くならないよ」って言ったんですけどね。で、彼なりに考えて、「今すぐは辞めないですけど、お金もぼちぼち貯まったし、味の最終決定ができないのであれば、独立して小さいお店でもやろかな~って思うんです。」と静かな感じで言ってきたんですね。

 それで僕も「いやいや、それは違うぞ」と。「ZUND-BAR」や「AFURI」を今まで支えてきたのは熊沢を始め歴代スタッフ達であって、鳶に油揚げをさらわれるように一番おいしいとこを弟が来て持っていくのは違うなっていう想いもあり、優先権は熊沢にあると思ったんです。  

 それで熊沢に「一生うちでやる気ある?やる気があるなら中村栄利は断るよ」と言ったら、熊沢が苦笑いで「ん?え?何言ってんすか??マジすか?」って。で、「ちょっと考えさせて下さい」ってことでその日は話が終わったんですよね。  

 後日、改めて「あの件だけどどう?」て聞いたら、サラッと「やります。」て言ったんですけど、あまりにも軽かったんで、「あの議題だよ!?あの事だよ!?」って言いましたもんね。(笑)  

 でも僕も彼を見て確信できるものがあったので、これからずーっと熊と一緒にやっていくんだと覚悟を決めて、そのことを弟に伝えたんです。

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