-最終決定権がどれだけ重要か気付かされる

 基本的にコンサルタントは最終決定権者ではないので、お金を出すオーナーがいて、コンサルのトップの人がいるので、提案が全て通る訳ではないんですね。お金を出す人が最終決定権を持っていた。バランスってチョットでもズレると、その一個打った布石のズレが全然違う効果となって、狙った威力を発揮しなくなっちゃうんです。一個でもズレたらダメなのに全部バラバラにされるというか、整わない感じって言うんでしょうか、それをその時すごく感じたんです。だから、みんな一生懸命やっているのに数ヶ月後にはそのお店はダメになっちゃたり。それはもう本当に凄く勉強になりました。やっぱりちぎれるほど戦ってオーナーを納得させないとダメですもんね。

 

 いわゆる“成功”とか、“すごく良いもの”っていうのは、一つ一つの細かい“少し良いこと”の積み重ねだと思うんですね。お金の使い方も、指示の仕方とかも全て。僕もそういう“少し良いこと”を一つ一つ積み重ねられる最終決定権者であり続けられる様に、これからも我が身を振り返りながらこのポジションに立っていないといけないなと思っています。

-まさかの弟からの連絡!ビジネスパートナーへ

 そうこうしてる時に、そのコンサルのチームが会社清算して無くなっちゃったんです。そんな時に弟から連絡があって、「あの頃俺もガキだったし、お兄ちゃん申し訳なかった。お兄ちゃんの力貸してくれないかな?」って言ってきたんですね。

 

 それでいろいろ考えた結果、「弟がトップでそれを 自分がサポートするのであれば出来るかな~」と思って、34歳の時に会社を作って、弟の会社と契約して一緒に仕事をやり始めたんです。

-親父から戻って来ないかの声が掛かった

 そんな僕が弟とラーメン業界に携わっている姿を見て、父親が「思ったよりチャランポランじゃなくてこいつちゃんとやるんだな~。それにラーメン業界でもしっかりやれるんだな」って思ったらしく、半年くらい経った時に「もう一回ZUND-BARでやらないか?」って父から声が掛かったんです。

 その時「ZUND-BAR」も「AFURI恵比寿」も売上が立つには立っていたんですが、内部のチームとしては大変な状況だったみたいで・・・その時の「AFURI 恵比寿」の店長が、今取締役の熊沢だったんですけどね。熊沢のせいでサービスも何もかもボロボロになってるんだ!って僕は聞いていたんですよね。(笑)

-手塩にかけた「AFURI」、「ZUND-BAR」にまた携わる

 父はチーム作りが苦手で一匹狼みたいなとこもあり、「とりあえず投下した資本は元が取れたんで、店を清算して、その土地に関しては建て売りにして売って、お店閉めちゃおうと思うんだけど。老後も大丈夫そうだし。でもお前がやるんだったらやってもいいよ」って言われたんです。

 僕は「ラーメンはもうやらないよ」って以前から話してたんですけど、まず最初に弟が「手伝って欲しい!」って言ってくれた時点で、弟の聖域を穢すってことに関しては免罪符もらったというかですね。端から見ると、弟が「やっていいよ」って言おうが言うまいが別に関係ない話ですけど、僕の中では“ラーメンをやる”というのはすごく大きなことだったんです。別に弟の神聖な領域であるラーメンの世界にしがみつきたいわけでもなかったわけですが、そこら辺はクリアになったなという部分があったんです。

 それに、何より、あの頃手塩にかけて、全ての事項を細部の細部までひとつひとつギンギンに決断して作り上げていった、「AFURI」や「ZUND-BAR」にやっぱり愛着があるというか、僕の一つの作品だったりするので、「やりたいな」って素直に思い、「是非やらして下さい!」って父親に言ったんですね。

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